Time Glossary

データベース・データ設計関連

データベース設計やデータ管理で使う基本用語です。

Database / Data Design

データベース・データ設計関連

データベース設計やデータ管理で使う基本用語です。

エンティティ

管理対象となる情報のまとまりです。

顧客、商品、注文などが例です。

データベースではテーブルとして表現されることがあります。

アトリビュート

エンティティが持つ項目です。

顧客名、メールアドレス、登録日などが例です。

属性とも呼ばれます。

カーディナリティ

データの種類数や関係の多重度を表す言葉です。

列に含まれる値の種類数を指す場合があります。

ER図では一対多などの関係数を示します。

正規化

データの重複や不整合を減らすための設計手法です。

テーブルを分けて関係を整理します。

追加、更新、削除時の矛盾を減らすために使われます。

顧客マスタ

顧客情報を管理する基準データです。

氏名、連絡先、会社名、取引条件などをまとめます。

売上、問い合わせ、契約など他のデータから参照されます。

テーブル

データを行と列で管理する入れ物です。

顧客テーブル、商品テーブルなどの形で作られます。

リレーショナルデータベースの基本単位です。

フィールド

テーブル内の列や項目を指す言葉です。

氏名、住所、金額などが例です。

カラムと同じ意味で使われることがあります。

レコード

テーブル内の1行分のデータです。

1人の顧客、1件の注文などを表します。

複数のフィールドを持つデータ単位です。

カラム

テーブル内の列を指す言葉です。

名前、日付、数量などの項目を表します。

フィールドとほぼ同じ意味で使われることがあります。

主キー

テーブル内の各レコードを一意に識別する項目です。

IDなど重複しない値が使われます。

PKと略されます。

外部キー

別テーブルの主キーを参照する項目です。

テーブル同士の関係を表します。

FKと略されます。

リレーションシップ

データ同士やテーブル同士の関係です。

顧客と注文、伝票と明細などのつながりを表します。

ER図やデータベース設計で使われます。

依存リレーションシップ

子データが親データの存在に依存する関係です。

伝票ヘッダと明細の関係などが例です。

親がなければ子も成立しない関係を指します。

非依存リレーションシップ

子データが親データの存在に完全には依存しない関係です。

顧客マスタと売上ヘッダの関係などが例です。

参照関係を持ちながら独立して存在するデータを扱います。

多対多リレーションシップ

双方が複数の相手と関係を持つ関係です。

学生と授業、商品とカテゴリなどが例です。

中間テーブルで表現されることがあります。

リレーショナルデータベース

行と列の表形式でデータを管理するデータベースです。

テーブル同士を関係で結びます。

SQLを使ってデータを操作します。

RDBMS

Relational Database Management Systemの略です。

リレーショナルデータベースを管理するソフトウェアです。

MySQL、PostgreSQL、Oracle Databaseなどがあります。

SQL

データベースを操作するための言語です。

検索、追加、更新、削除などを行います。

Structured Query Languageの略です。

クエリ

データベースや検索システムへの問い合わせです。

条件を指定してデータを取得・操作します。

SQL文もクエリの一種です。

トランザクション

複数の処理を一つのまとまりとして扱う単位です。

成功時は確定し、失敗時は取り消します。

データの整合性を保つために使われます。

ER図

エンティティとリレーションシップを図で表したものです。

データ構造やテーブル間の関係を整理します。

データベース設計で使われます。

概念設計

業務に必要なデータを抽象的に整理する設計段階です。

エンティティや関係を大まかに表します。

データベース設計の初期段階です。

論理設計

概念設計をもとに論理的なデータ構造へ整理する段階です。

テーブル、項目、関係、制約などを定義します。

使用するデータベースに合わせた形に近づけます。

物理設計

論理設計をもとに実際のデータ配置や性能を考える段階です。

インデックス、データ型、保存方式などを決めます。

実装に近いデータベース設計です。

階層型データベース

データを親子関係の階層構造で管理するデータベースです。

ツリー構造で情報をたどるため、上下関係が明確なデータに向いています。

柔軟な関係表現ではリレーショナルデータベースと考え方が異なります。

ネットワーク型データベース

データ同士を網の目状の関係で管理するデータベースです。

一つのデータが複数の親や関係を持てる構造です。

複雑な関係を表せますが、設計や運用の理解が必要になります。

ETL

Extract、Transform、Loadの略です。データを抽出し、加工し、別の保存先へ投入するデータ処理の流れを指します。

ELT

Extract、Load、Transformの略です。先にデータを基盤へ投入し、その後で変換する方式です。クラウドDWHで使われることがあります。

Data Pipeline

データの取得、変換、保存、配信までの流れをつなぐ処理経路です。業務データ連携や分析基盤で使います。

Mapping

元データの項目と取り込み先の項目を対応させることです。Excel再構築やシステム移行で重要になります。

Cleansing

表記ゆれ、欠損、重複、不要文字などを整えて、データを使いやすくする作業です。

Transformation

データ形式や値を目的に合わせて変換する処理です。日付形式、コード変換、集計単位の変更などが含まれます。

Aggregation

複数のデータを合計、件数、平均などにまとめる処理です。レポートやダッシュボードでよく使います。

Batch Processing

一定量のデータをまとめて処理する方式です。夜間処理、定期集計、CSV取り込みなどに使われます。

Stream Processing

発生したデータを順次リアルタイムに近い形で処理する方式です。ログやイベント処理で使われます。

CDC

Change Data Captureの略です。データベースの変更を検知し、別システムへ連携するための仕組みです。

Migration

データベースの構造やデータを新しい状態へ移行する作業です。スキーマ変更や環境移行で使われます。

Seeder

初期データやテスト用データをデータベースへ投入する仕組みです。開発環境やマスタ初期化で使います。

Backup

障害や誤操作に備えてデータを別の場所へ保存しておくことです。復元できる状態で管理する必要があります。

Restore

バックアップからデータを復元する作業です。復旧手順として、バックアップ取得とセットで確認します。

Versioning

データ構造、API、ファイル、マスタなどの変更履歴をバージョンで管理することです。

ORM

Object Relational Mappingの略です。プログラム上のオブジェクトとリレーショナルデータベースを対応させる仕組みです。

DAO

Data Access Objectの略です。データベースへの読み書きを担当する層や部品を指します。

Repository Pattern

データ取得や保存の処理をアプリ本体から分離する設計パターンです。DB変更やテストをしやすくします。

Connection Pool

データベース接続を使い回す仕組みです。接続作成の負荷を減らし、アプリの性能を安定させます。

Failover

障害時に予備のサーバーやシステムへ切り替える仕組みです。停止時間を短くするために使います。